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たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

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『春の雪』

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[2005年/日本/カラー/150分]
監督:行定勲
主演:妻夫木聡 竹内結子
配給:東宝
たけちゃん評価:55
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《あらすじ》
幼い頃、名門華族の綾倉家へ預けられた松枝清顕は、綾倉家の令嬢、聡子とともに育った。時が経ち、清顕は久しぶりに聡子に再会するが、聡子への恋心を素直に表せずにいた。やがて聡子に宮家との縁談が持ち上がるが、清顕は目を背けたまま。清顕が聡子への愛を自覚したのは、正式な婚約発表の後だった。天皇の勅許が降りた婚姻と知りながら、清顕は聡子に求愛し、聡子もまた、その愛を受け入れていく…。
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文豪、三島由紀夫の遺作となった「豊饒の海シリーズ」の第1作、「春の雪」を映画化。メガホンをとったのが岩井俊二監督の後継者、行定勲監督です。
『GO』と『セカチュー』などの現代劇で一世を風靡した同監督ですがそれ以降は『北の零年』のような文芸大作を良く撮るようになりました。
今回の舞台は大正時代。
僕は個人的に大正時代にはかなり惹かれるものを感じます。
年数にしてわずか15年しかなかった大正。
しかしながら大正デモクラシ-の気風の中で昭和初期にかけて猛烈な勢いで大衆文化が発達したこの時代は絵的にも最も日本人が絢爛豪華で凛としていた時代だと思います。
そんな時代を題材にした映画では『226』や『華の乱』などの名作がありますが当時子供ながらにその映画の中から伝わってくるこの大正という時代の持つ独特の雰囲気に酔ったものです。
そんな大正フェチの僕から見てこの映画はどのように映りましたと申し上げますると・・

まぁ雰囲気は良い。セットも良い。特に衣装には金もかけてるし結構こだわってますね。
女性たちの髪形なんかもしっかり勉強して作ってるな~と感心しました。
俳優たちの立ち姿や一つ一つの動作もなかなか。やるねぇ。
けどね、
主演2人の演技力の無さがやはり痛い。。。
妻夫木聡
竹内結子
このキャスティングには疑問ですね。
『主演の2人は誰にしましょうかね~??』
『今人気のあるこの2人なら何とかいけるんじゃない??』
『あ~~この2人なら若い世代層も取り込めますね~~!それでいきましょう!』
な~~んてノリで選んだんでしょう。
清顕と聡子を演じることが可能で三島由紀夫の世界観を壊すこともないイメージに合う役者は誰がいるか??を真剣に考えてほしかったです。

前半はグデグデ。後半ようやく少しは見れるようになってきます。
そんな後半の見せ場。駅での別れのシーン。
聡子は汽車の窓から清顕の幼少時代の2人の思い出の品、カルタの札を手渡します。
ん~~なかなか良い。普通は手紙だろうにかるたとは。聡子はどんな気持ちをそのカルタに込めたのでしょう。
なーんて考えていたらやっちゃいました。
回想シーンの挿入~~!!幼少時代の2人のシーンが繰り返されます。
はぁ~~~。じゃわざわざ映画の冒頭にそのシーン入れる必要ないじゃない。
ここであえて安易な回想シーンなんか入れなかったら行定勲やるな!と思えたのですがこの人もどうもフツーの監督さんのレベルに落ちていってるようですね。
あそこは観客に自分で考えさせなきゃつまんない。
なんでもかんでも説明してたんじゃ一方的に映像を垂れ流してるだけの作品でしょう。
残念。

まぁ、というかやっぱりたいして面白い映画では無かったです。

にしても主題歌,宇多多ヒカルじゃ

映画の雰囲気ぶち壊しなんすけど。。。。

映画業界も音楽業界もタイアップしなきゃつらいのね。映画ってそうじゃないでしょ。

| 邦画(は行) | 12:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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