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たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

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『疾走』

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[2005年/日本/カラー/125分]
監督:SABU
主演:手越祐也 韓英恵 中谷美紀 豊川悦司 大杉漣
配給:角川映画、エンジェル・シネマ
たけちゃん評価:30
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《あらすじ》
干拓地。“浜”と呼ばれる街に、シュウジは家族と穏やかに暮らしていた。人々が近寄らない“沖”と呼ばれる場所に住む鬼ケンが変死したとき、幼いシュウジはひとり泣いた。鬼ケンに助けられたことがあったからだ。やがて中学生になったシュウジは、同級生のエリに惹かれるようになる。そして、彼女が通う“沖”の教会に足を運び、エリや神父との距離を縮めていった。しかしシュウジの生きる道に、次第に暗い影がさしてくる。
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『弾丸ランナー』『ポストマン・ブルース』『MONDAY』など、人気作を手がけたSABU監督作品。
下敷きになったのは、: 直木賞作家・重松清の同名小説。
最近良くある思春期の少年をめぐる様々な事件や心の葛藤を描いた作品ですね。
浜と沖、住んでる地域でお互いの事をこう呼び合い、差別化しあう閉塞感のある田舎でごく普通の少年が次第に人生崩壊へと突き進む姿を描いているわけですが、まぁそれはそれで描き方は悪くは無いのです。
ですがあまりにも色々詰め込みすぎました。原作があるから仕方が無いのかもしれませんが。
いじめ、援助交際、殺人、放火、精神錯乱、薬、一家離散、一家心中。
数え上げるときりがありませんがこれらのことが2時間の中でいっきに少年の身の回りにふりかかります。
ですから当然見ていて。重い・・・
はずなんですが演出方法がいまいちぱっとしないせいかそんなに重くないのが不思議です。
どうも全体的にどれも中途半端。薄っぺらい感が作品ににじみ出ています。
主演の手越裕也もジャーニーズでありながらその演技力が高く評価されたとされていますがたいして上手くはないし存在感がイマイチ。
同じジャーニーズの二宮和也主演の『青の炎』と比べると差は歴然。

まあこれは監督の手腕による部分が大きいと思います。
同じ田舎を舞台にした少年たちの危うい感情の衝突を描いた最高傑作である岩井俊二監督の『リリイシュシュのすべて』という映画があります。
この監督さんも相当影響を受けているのかけっこう似通ったカットを使ったりしていますがその圧倒的な絶望感、閉塞感は全く足元にも及ばない作品になってしまったのが残念です。

にしても・・・
豊川悦司の神父役は・・・

浮いてます。

| 邦画(さ行) | 11:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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