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たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

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『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』

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[2003年/アメリカ/カラー/203分]
監督:ピーター・ジャクソン
主演:イライジャ・ウッド ショーン・アスティン オーランド・ブルーム リヴ・タイラー
配給:日本ヘラルド映画=松竹
たけちゃん評価:80
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《あらすじ》
ヘルム峡谷で、サルマンの軍が負けたのを受け、サウロンはゴンドールへ大軍を送り込む。ゴンドールにはガンダルフとピピンが向かい、執政デネソールと共にローハンのセオデン王の援軍を得て戦いに挑んでいた。その頃、滅びの山を目指すフロドとサムは、ゴラムの策略で巨大な雌蜘蛛シェロブに襲われていた。一方、アラゴルンとギムリとレゴラスは、援軍を得るため、ゴンドールの王のために戦って安らかに眠りたいと願う亡霊がさまよう“死者の道”へ向かっていた。だが事態は一刻を争っていた。ガンダルフの力も及ばず、オークの軍はゴンドールの大門を壊してなだれ込み、空からはナズグルが襲いかかってくる。そこへ間一髪アラゴルンと亡霊たちの援軍が到着するが、尊い命が次々と失われてしまう。だがアラゴルンは、指輪を捨てるフロドを少しでも助けようと、モルドールの黒門へ攻め込むことを決意。そしてフロドとサムもなんとか滅びの山の麓までやって来るが、指輪の力はますます強くなり、フロドは押しつぶされそうになっていた……。
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全世界で空前の大ヒットをとばした3部作の完結編。いよいよフロド達の指輪をめぐる長い旅も今作で終わりを告げます。
監督はピータージャクソン。ニュージーランドの監督さん。
今回戦いの舞台となるミナス・ティリスの都の撮り方が印象的でした。前2作でもそうなのですがこの監督さん空撮を多用した撮影の仕方でその対象物の高低さや立体感をものすごく際立たせて見せてくれます。ミナス・ティリスの都は当然ミニチュアなのでしょうが本当に細部まで細かく作られています。ミナス・ティリス攻防戦では上空から襲ってくるワイバーン(飛竜みたいなやつらね)が人間をわし掴みにして上空から放り投げるシーンが多々出てくるんですが、そのカメラワークとお得意の高低さを際立たせたカメラアングルがうまくかみ合ってかなりリアルな迫力がつたわってきます。映画館の大画面ならなおさらです。
こういう撮り方が出来るっていうことはこの監督さん頭の中でもう全部イメージが出来上がってるんでしょうね。
『ここではワイバーンがびゅ~んとこの建物の間を縫うように飛んでいって~ここでこうなって~どかーんと~(@▽@)・・』みたいなかんじで。
あぁ・・この監督は相当おたくなんだろうなぁ~と思いました。最近の映画技術の向上ははおたく監督の頭の中をそのまま再現できるようになったわけです。だからおもしろい画がバンバン出てくるんですね~。
そういえばおたく監督といえば同じニュージーランド出身でその昔『ブレイン・デッド』というスプラッタームービーを撮った監督がいたことを映画を観ながらふと思い出しました。この映画、もうただただブチュブチュクチャクチャの血みどろ低予算映画なんですが、それでも『おっ!』と思わせる斬新なカメラアングルがあったりしてマニアの間では有名な映画でした。あーいう想像力豊かなおたく監督がドッカーンと大予算を手にしたらこの『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな映画ができるんだろうなぁ~と感じましたね。ところがパンフレットを読んでみて驚きました。ピーター・ジャクソンって、

その監督なんじゃん!

どうりで・・我ながら驚きました。
さて話を戻しまして肝心の映画全体の出来について感想を書きます。
約3時間半という長時間なんです。初めの1時間ははっきり言って退屈です。コレといった見せ場もなく淡々と話が進んでいきます。けどご安心を。残りの2時間はやっぱり面白いです!前述したミナス・ティリスの都をめぐる攻防戦や巨大蜘蛛シェロブとの戦いなどでぐいぐいひきつけてくれます!
そしていよいよクライマックス滅びの山にたどり着いたフロドが指輪を火山口に投げ込むくだりまで実に良く出来ています。つまり後半の2時間は激オモ!
そして最後の30分はRPGゲームのエンディングのように静かに物語の終わりを丁寧に丁寧に描いていきます。
フロド以外の3人のホビット達もいままでは『なんのためにいることやら・・』なんて覚めた目で見てたんですが今作ではそれぞれがしっかりと役割を果たして大活躍してくれます!特にフロドの付き人サムなんかはっきりいって主人公張りにかっこいいっす!
『指輪の重荷は背負えないけれど、あなたを背負うことは出来ます!』
・・・・・かっこいいー!!!サム!!おめー!最高だよ!!!
このシーンが一番感動しました。どんなシーンかは映画を観て確認してみてください。
さて注意してほしいのは映画館に足を運ぶ前に前2作を必ずもう1度DVDやビデオでチェックしておきましょう。でないとラスト30分は退屈なものになるかもしれません。ちょうど時間的にもお尻が痛くてたまらなくなるのもこの辺です。しっかりと前2作を復習しておけば感動もひとしおですよ~!
3部作の最後を飾る『王の帰還』、原作と比べると人物描写がやや甘いという点や、一番盛り上がるべきアラゴルンと亡霊たちの援軍が登場するシーンが以外にも肩透かしだったりと気になる点もありますが、それでも映画としては十分過ぎるほどの感動を見終わった後に味わえるでしょう~。オススメです。

| 洋画(ら行) | 11:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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