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たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

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『魔界転生』

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[2003年/日本/カラー/106分]
監督:平山秀幸
主演:窪塚洋介 麻生久美子 佐藤浩市 杉本哲太
配給:東映
たけちゃん評価:20
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《あらすじ》キリシタンの一揆"島原の乱"で領民たちと共に命を落としたはずの天草四郎が、 深い怨念を胸に再び現世に蘇った。天草は自分と同じように不本意な死に追いやられた者たちを集め、 悪魔の力を借りて時の将軍・家光への復讐を企てる。その一方で、 紀州藩主の徳川頼宣も太平の世に不満を抱き、 次期将軍の座を狙っていた。そんなある日、 頼宣のもとに現れた天草は、 頼宣の野望の実現を約束する。そして魔界の秘術を尽くして、 剣豪・荒木又右衛門を復活させるのだが…。
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故深作欣二監督の名作のリメイク版です。
前作では沢田健二が圧倒的な存在感で演じた天草四郎を今回は窪塚洋介が演じてます。この人本当に演技の幅が少ないということを以前にも書きましたがそれは今作でもやはり同じです。
とにかく台詞は棒読み、存在感なし、動きも悪い。見る耐えません。
佐藤浩市は柳生十兵衛を演じますがやはり前作の千葉真一があまりにかっこよすぎたため全然見てられないです。
あと決定的な点はというと、とにかく全編にわたって殺陣がぜんぜんなってないんです。宮本武蔵や胤舜という猛者たちと十兵衛の戦闘シーンなんてただのチャンバラごっこ。命の取り合いという緊迫感、スピード感、迫力は全く無いです。これならTVの暴れん坊将軍の方がよっぽど迫力があるって・・・
監督は平山秀幸。『愛を乞う人』で賞を総なめにしたことのある方です。
こういう娯楽大作は今回が初めてだったと思います。この人残念ながら新作を出すたびに評価が落ちていっています。今回はもう行き着くとことまでいっちゃったかんじ・・・
とにかく話の展開が甘すぎるんです。
まず十兵衛が魔界衆に立ち向かおうとする冒頭。その動機付けなんかは全く省いちゃってるんですね。登場したときは腕は立つが俗世にはあまり関わりを持とうとしないキャラみたいな描かれ方をしているのに気がついたら
『魔界のもの全て斬る!』てかんじで江戸に向けて出発しちゃってます。
たしかに自分の関係者が殺されちゃったりさらわれちゃったりはしてはいるんですがな~~んか不自然なんですね。
あと十兵衛に付いてくる仲間達なんて超弱いの。仮にも柳生でしょう?もう少しましなやつを連れて行けばいいのに。魔界衆と戦うたんびにばったばった死んでいくんです。
足手まといそのもの。挙句の果てには女剣士なんかまで連れて行きます。当然即死。な~んか命の扱い方が希薄なんですね。仲間はほとんど死んじゃうんだけど十兵衛は案外平気な顔でまた江戸に向けて旅立ちます。
なんだかなぁ~
あと問題なのがCG。いろんなところでCG使っていますがしょぼいので逆に作品が安っぽくなっちゃっています。こんなCGなら使わない方がまだまし。
魔界衆が死ぬときは赤い血の霧みたいなものが体から出てくるんですが、もういかにもとってつけたかんじで後ろの背景の質感と全然あってないので笑っちゃいました!
今の観客はハリウッドのCGで目が肥えてるんだからこんなレベルのものじゃあ通用しないって事がなじぇわからないんでしょうかねぇ~(笑)
ドラマと殺陣で勝負しろよな。
ラストシーン。
いよいよ天草四郎と十兵衛はあいまみえます!
全然迫力の無い殺陣を見せられます。で十兵衛が四郎を倒した瞬間。観客の目に飛び込んでくるのは、

いきなりエンドクレジットです。

余韻もなんもあったもんじゃぁありません。

駄作!

| 邦画(ま行) | 12:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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