たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

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『光の雨』

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[2001年/日本/カラー/130分
監督:立松和平
主演:荻原聖人 裕木奈江 山田太郎 大杉漣
配給:シネカノン
たけちゃん評価:30
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《あらすじ》
CMディレクター・樽見の初監督作、映画『光の雨』のメイキングを担当することになった若手映画監督・阿南。彼はキャスティングされた若手俳優たちにインタビューを試みるが、彼らは映画の中で描かれようとしている30年前に事件を引き起こした同年代の若者の心理に、戸惑いを隠しきれない。30年前の事件??それは、革命共闘が武力闘争を押し進めようとして、赤色パルチザンと統一党連合パルチザンを結成したことから、総括援助の名の下に行われた同志によるリンチ殺人のことだ。スタジオでの撮影を終え、雪山のロケに出発する樽見組。ところが、その途中で監督が蒸発してしまい、撮影は中断を余儀なくされてしまう。その後、樽見と秘かに接触を試みた阿南は、彼が学生運動から逃げ出した負い目を今も引きずっていることを知る。そして、「『光の雨』を撮る資格が自分にはない」と呟き、カット割りがされた台本を置いて再び消えた樽見に代わってメガホンを取ることを決意した彼は、無事、映画を完成させるのであった。
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あの浅間山荘事件の前段階にあった事件を映画化。
設定上は日本赤軍という名前は出てこなくて赤色パルチザンって名前に変わってるんですね・・
まぁそれはともかく僕達の年代ではなかなか赤軍関係の事実を知る機会はないのでそういう意味ではすごく期待していた作品。
ところがこの映画ぜんぜん正面から事件を描いてないんです。
リンチ殺人の映画を作る人たちの話なんですよ・・・そんでもってそれをまたわれわれが映画としてみている形です・・・なんじゃそりゃ。
僕はこういったその問題を間接的にワンクッションおいて描くやり方の映画は大嫌いです。日本映画では良くあることなんですよね~
たとえば『日本の黒い夏』であったり『戦争と青春』などなど・・
要はその題材だけで2時間引っ張るだけの自信も力もないって事でしょう?
この映画もそう。今の若い人は当時こんな事件があったなんかもうほとんど知らないでしょう。だからこそ当時何が若い学生達を揺り動かしなぜこんな凄惨な事件にまで発展していったのか?それを真正面から描いてくれた方が見ているほうはよっぽど面白いと思うんですよね・・
総括の名の下様々なリンチが行われていくシーンはやはり迫力もあり、恐怖感も伝わってきます。どんどん引き込まれそうになってきたところで
『カ~~~~ト!!!』
おいぃーーーーー!!!!!!なんなんだよそれは!!
いっきにしらけてしまいます。
同じ時代の事件を描いた『突撃!浅間山荘事件』のほうがよっぽど正面から描いていて面白いです。
大杉蓮も撮影をボイコットするわけわからん監督の役なんかで映画に出るなよ~もったいない。最近この人なんでもかんでも出すぎ。少しは作品を選べばいいのに。自分の株をどんどん落としているように思えます。
そんなかんじで全編にわたって事件を真っ向から描ききれない中途半端感の残る映画でした。しょぼしょぼ!
ただし裕木奈江の演技はすごいです。存在感ありまくり~(^-^)

| 邦画(は行) | 11:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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