たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

2014年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年02月

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『マダム・マロリーと魔法のスパイス』



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監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヘレン・ミレン オム・プリパパ
製作年:2013年 製作国:アメリカ
配給:ディズニー  上時間:122分
たけちゃん評価:80


《あらすじ》
インドのムンバイでレストランを営むカダム家の次男として生まれたハッサン(マニシュ・ダヤル)は、名料理人の母から絶対味覚を受け継ぐ。だがある晩、彼らの店は選挙絡みの暴動により全焼し、母親まで失ってしまう。失意の父(オム・プリ)は子供たちを連れてヨーロッパに移住し、南フランスにある自然豊かな山間の小さな町にたどり着く。

タイトルはともかく、これぞ素敵な映画。

『ギルバート・グレイプ」「ショコラ」の名匠ラッセ・ハルストレムが監督を務め、リチャード・C・モライスの小説を映画化した心温まるヒューマンドラマ。

まず何が面白いって全くかみ合わないだろうな~と思わされる対照的な2つのものを題材にしてお話を作ってあること。
そしてその水と油のようなもの同士が次第に融合していき一つの化学変化を起こしてしまう。
この作品で描かれるのはそんな2つの文化であり家族。
お上品な1ツ星のフランスレストランと香辛料入れまくりのインド料理店。
南フランスのエレガントなマロリーさん一家とガサツでうるさい親父のインド人家族。
この2つか道路1つ挟んだお向かいさんなったものだからさぁ大変。
マロリー夫人も第一印象嫌なおばさんだし、インド人親父もかなり攻撃的。
全く合わない二人の争いは徐々にエスカレートしていきますが・・・・・

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ところがどっこい。
いろいろな事件を通してこの2つの家族の距離が次第に縮まっていくのだから不思議なものです。
物語が進むにつれ二人とも実は良い人ってことがわかってくる描き方のさじ加減が非常すばらしい。
まさに作品を彩る美味しそうな料理の隠し味に通じるものがあるぐらいに絶妙です

以下ネタバレあり

お話が進んで、インド人家族の息子の料理の腕前のおかげでフランス料理店も繁盛するわけですが。。。
そんな彼のさらなる飛躍を予感し、成長のために手放してしまうマロリーさんの度量に感心しました。
普通ならずっと手元において自分のお店のために働いてほしいと思うじゃあないですか~
いや~。マロリーさん本当はとっても優しい人間性の持ち主。
こういうお話を見ると本当に心がほんわかします

ついこの前まで機関銃をぶっ放してたヘレン・ミレンさんがこんなに丸くなっちゃうなんてねぇ~(笑)

美味しそうな料理の数々はあくまでおまけ。
水と油の2家族が料理という共通のこだわりを通じて、次第に心を打ち解けていくのが最大の見せ場。
テンポもよいし、お話も面白い。
雰囲気も素敵だし、ラストも気分が幸せになる。
久しぶりに素敵な映画を見ることが出来てまさに満腹でございました~。

お勧め!!!

但しタイトルのセンスなし!!
映画会社には人材がいないのかと心配になっちゃいますね~

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| 洋画(ま行) | 16:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~ 』



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監督:リチャード・カーティス
出演:ドーナル・グリーソン レイチェル・マクアダムス
製作年:2013年 製作国:イギリス
配給:シンカ、パルコ 上時間:124分
たけちゃん評価:80


《あらすじ》
自分に自信がなく恋人のいないティム(ドーナル・グリーソン)は21歳の誕生日に、父親(ビル・ナイ)から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい…

人生に良い影響を与えうる作品。

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付くヒューマンコメディー。『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が、恋人や友人、家族と育む何げない日常の大切さを描きます。

タイムトラベル物であるという時点でちょっとどうかなぁ~と思いました。
しかも家系の中で男性だけに現れる能力で、暗闇の中でじっとして手を握ることによって過去に戻れる・・・
といいう設定もなんだか安っぽい。

で、最初の方は可愛い彼女を作るためにその能力を駆使して奮闘する主人公の姿が描かれていきます。
それはそれでそのやり取りは定番ながら楽しめます。
それで彼女ができて万々歳!で終了ならどこにでもある普通のラブコメ映画だったんでしょうけど、この作品はここから先がなかなか深みを増していきます。

About-Time.jpg

と、いうかここからがこの作品の本題。
一生の伴侶を得た主人公のその後はいろいろなことが起こります。
それを持ち前の能力を駆使しながら解決しつつ、最終的にはどうすることもできない壁にもぶち当たるわけです。
単なる恋愛ものではなく、どちらかといえば家族愛、人間愛、人生観を描いた作品でした。

ハリウッドで久しぶりにこの手の作品でじっくりと作られた良作にあたったなぁ~と思ったらイギリス映画でした

ラストで主人公が悟ったある境地。
これにはなるほどなぁ~と思わされました。
タイムスリップという特技を持つ主人公の生きざまを2時間見せつけられた後に示されるわけだから説得力もありあり。
この教訓を単なる映画として消化するか、それとも人によっては実生活で本当にそんな考え方をして生きていけるほど影響されやすい人もいるのかもしれません。
でも、もし後者のタイプなら本当に人生が少し良い物へと変わるかもしれませんね。

と、そんな影響力すらあったとても良い映画作品でした。
お勧めです

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| 洋画(あ行) | 06:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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『小野寺の弟・小野寺の姉』



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監督:西田征史
出演:向井理 片桐はいり
製作年:2014年 製作国:日本
配給:ショウゲート 上時間:114分
たけちゃん評価:70


《あらすじ》
両親を早くに亡くしてから、離れることなく2人で一つ屋根の下で暮らしている、40歳のより子(片桐はいり)と33歳の進(向井理)の小野寺姉弟。過去の失恋がトラウマとなって恋愛に臆病になってしまった進、こだわりが人一倍ある上に生命力が異常に強いより子と、クセのある姉弟だったがほどよい距離を保ちながら共同生活を送っていた。そんな中、彼らのもとに一通の郵便が誤配達されてくる。その手紙をきっかけに、姉弟の恋と人生が思わぬ方向へと転がりだしていく。。

お互いを思いやる姉弟の姿が微笑ましい。

向井理と片桐はいりが姉弟役で映画初共演し、互いを大切に思いあう不器用な姉弟にそれぞれ訪れた幸せの行方を描いたハートウォーミングコメディ。
2013年に上演された同名舞台の映画化で舞台版も向井と片桐が主演してたそうです。
まず何と言っても姉役に片桐はいりを持ってきてる時点で相当な爆発力ですよね。それだけでかなり面白そうって気になっちゃいます。
『かもめ食堂』やその他の作品では彼女の強烈な個性を前面に出したものばかりで、女優としての本格的な見せ場が少なかったですが、今作ではほぼ主人公ですからあのゲテモノ顔の彼女の演技を十二分に堪能できるという面でかなりレア。
で、弟思いの姉、婚期を逃したさみしい女性。それでいてものすごくチャーミング。という主人公をとてもリアルに演じられてると思いました。
弟役の向井君も今までの作品中『ベスト』と言ってもよいぐらいのハマリ役。
すかしたイケメンよりこういったちょっとだらしないダメな男を演じた方が味が出てます

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編集は『霧島部活やめるってよ』で最優秀編集賞を受賞した日下部さん。
ご本人に話を聞いたところ『面白いよ』とおっしゃってたのでちょっぴり期待してましたが。。。うん、面白い
なんていうかそれほどドラマチックな急展開は少ない作品で淡々と2人の日常を描きつつ、しっかり笑わせてくれ、そしてほんのり泣かせてくれるってかんじ。
全体的に嫌みがない雰囲気でとても好印象でした。
僕は女の兄弟がいないのでそこまで感情移入は出来なかったかもしれませんが、『あ~この姉弟・・・・いいなぁ~』と心がほっこりします。

気持ちの良い一品。なかなかお勧めです

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| 邦画(あ行) | 05:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『フライト・ゲーム』



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監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン ジュリアン・ムーア
製作年:2014年 製作国:アメリカ
配給:ギャガ 上時間:107分
たけちゃん評価:68


《あらすじ》
ニューヨークより146人の乗客乗員が搭乗した、ロンドンへと向かう旅客機。その警備を任されている連邦保安官ビル・マークス(リーアム・ニーソン)のもとに、1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害するという異様な犯行予告メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。そしてメールの内容通りに、機内で1人ずつ人が命を落とす。やがて、地上から犯人が指定した口座はビルのものであることが判明する。

面白いけど心配になっちゃうよ。

「アンノウン」のリーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督が再タッグを組み、高度1万2000メートルを飛ぶ旅客機という密室空間で繰り広げられる戦いを描いたサスペンスアクション。
『アンノウン』も手軽に楽しめるアクションサスペンスでしたが、最近は『96時間』シリーズ、そして今作とず~とアクション映画にばかり出てるニーソンさん。
『シンドラーのリスト』みたいな映画での好演もできる俳優さんなのに少し心配。
あまりワンパターンにアクション映画ばかり出てるとニコラス・ケイジみたいに使い捨てられちゃうよ?

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で、今作ですが。
ふむ。やっぱりこの人の出るアクションサスペンス映画はそこそこにオモシロイ。
何よりお手軽さがうれしいです。
こたつでみかん食べながら寝っころがってだらだら見る映画としては相変わらずダントツにコスパの高い作品
決して大作ではないですが、適度な緊張感と謎解きは見ていて飽きることなく最後まで引き付けられます。
しかも今回は外れの少ない飛行機密室シチュエーション物ですからある程度のクオリティーは約束されたも当然!!
そんなわけですぐに記憶から消えてしまう作品ですが107分間ずっと楽しめるという点では映画として役割は十二分に果たしているのではないでしょうか

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| 洋画(は行) | 03:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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