たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

2014年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年01月

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『イコライザー』



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監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン クロエ・グレース・モレッツ
製作年:2014年 製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズ 上時間:132分
たけちゃん評価:68


《あらすじ》
ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をはせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦(しょうふ)、テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。

中盤までの雰囲気は最高。

どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員をデンゼル・ワシントンが演じたアクション映画。
この男は普段はホームセンターに勤めている普通のおじさんなんですが、出来るだけ外部とのかかわりを最小限に留めながらカメレオンのように一般社会に溶け込んで生活をしています。
そんな彼の唯一の楽しみが行きつけのカフェで読書をしながらお茶することでして、毎回決まった席で机の上の配置、ナプキンやフォークの位置までも気にする几帳面な性格なのです。
たけちゃん的にはこのあたりがかなり映画的演出でツボりました
もうね、ここまでの下りだけでこりゃあなかなか面白そう!って感じちゃいましたからね~

まぁ話的にはそのカフェで一人の少女と出会い・・・・って感じで進んでいくわけです。
自分の素性を隠すために出来るだけ人にかかわらない生き方を選択している男が、クロエちゃん演じる若い娼婦の境遇を案じて話し相手になってあげるところもすごくほっこりしました。
これは久しぶりに雰囲気のあるアクション映画に出会えたぞ!!!
と、わくわくしましたね~。

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でもそこから先が少しもったいないことに。
これからだろう!と思ってしまうクロエちゃんはなんとここで途中退場。
その後は必殺仕事人張りに急にみんなのお手伝いに奔走。
自身の特殊能力を出し惜しむことなくフル解放して悪をバッタバッタとなぎ倒していきます。

確かにその様は見ていて面白いしスカッとするんですが、この展開のおかげで中盤まで維持されていた最高に良い雰囲気っていうものがぶっ飛んでしまい、どこにでもあるハリウッド映画になっちゃいました。

ラストのホームセンターでの戦いや宿敵との最期の決着のつけ方などは・・・・もう少しどうにかならなかったものでしょうか。
もったいないなぁ・・・・

やっぱクロエちゃんとの話を主軸にして進めた方が良かったような気がします。
それだとそれこそ『レオン』と被っちゃうのはわかりますが、そこを何とか工夫してほしかったところでした。

ちなみに最後のシーンはさすがにやりすぎ。そこまで強すぎると逆にしらけます。
一気に漫画になっちゃいますからね。

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| 洋画(あ行) | 19:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ふしぎな岬の物語』



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監督:成島出
出演:吉永小百合 阿部寛 竹内結子 笑福亭鶴瓶
製作年:2014年 製作国:日本
配給:東映 上時間:117分
たけちゃん評価:20


《あらすじ》
海と花畑に囲まれた心休まる里、その岬の突端にあるカフェ「岬カフェ」には、店主の柏木悦子(吉永小百合)がいれるコーヒーを目当てに里の住人たちが集まってくる。店の隣に住むおいの浩司(阿部寛)は、何でも屋を営みながら悦子を献身的に見守ってきた。そんな穏やかな日々が営まれていたある日、常連客の娘で音信不通だったみどり(竹内結子)が数年ぶりに帰郷するが…。

監督、寝ぼけてんじゃない?

吉永小百合とつるべえが出てる時点で勝手に山田洋次の作品かなぁ~と思ってたたけちゃんです。
監督は成島さん。まぁここはいいか。
でも東映か・・・
ぶっちゃけ東映の映画は(アニメ以外)いまいち完成度が低いものが多いという印象。
大昔に
深作欣二監督。
吉永小百合
松田優作
石田えり
池上季実子
石橋蓮司
蟹江敬三
成田三樹夫
風間杜夫
松坂慶子
緒形拳
というすさまじい豪華キャストで作られた文芸超大作があり、僕は子供ながら胸をときめかせて期待していたものでした。
が、ふたを開けてみれば作品は悪くないのです。悪くないどころかやっぱりすさまじく濃密な作品であったはずなんです・・・でもどうしても何か安っぽい臭いがどうしてもぬぐえなく失望した経験があります。
幼かった僕は・・・『これは・・・スタッフキャストのせいではなく・・・・この東映っていう映画会社の体質なんだ。』と結論付けるに至ったのです。
実際それは間違っていなかったと今でも思います。だって東映の実写作品って松竹や東宝と比べて駄作が多いですもん(笑)

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で、これ。
ふしぎな岬の物語は本当にたいしたことない。
画も古臭くてダサいし。
物語もなんだかなぁ・・・ってかんじだし。
吉永小百合も何がしたいのかよくわかんないし。
面白くなっていくであろうツボにまで指が届いてない感がたまりません。

成島監督作品は手堅いものが多かったので期待していた分『あれ?』って感じでした。
製作に吉永小百合本人の名前あがありますが、今作では相当彼女の意見や考えが取り入れられてしまう現場だったのではないかと疑います。

ってことでこの作品はなんだか監督が眠気眼のまま仕事してたんじゃないか??
と思うぐらい退屈で輝きのない凡作となってしまいました。

山田洋次監督だったらこうはならなかっただろうな・・・・

モンドセレクションと同価値のモントリオール映画祭審査員賞などという肩書に騙されてはいけません。

とにかく全てが浅い。以上。

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| 邦画(は行) | 04:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ジャージー・ボーイズ』



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監督:クリント・イーストウッド
出演:ジョン・ロイド・ヤング エリック・バーゲン
製作年:2014年 製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画 上時間:134分
たけちゃん評価:80


《あらすじ》
ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。コネも金もない彼らだが、天性の歌声と曲作りの才能、そして素晴らしいチームワークが生んだ最高のハーモニーがあった。やがて彼らは「ザ・フォー・シーズンズ」というバンドを結成し、瞬く間にトップスターの座に就くが…。

只々完成度の高さに唸るだけ。

クリント・イーストウッド監督がブロードウェイの大ヒットミュージカルを基に描くドラマ。1960年代にザ・ビートルズと並ぶほどの人気を誇ったアメリカのポップスグループ、ザ・フォー・シーズンズの光と影を数々の名曲と共に描いていきます。
僕はこのフォー・シーズンズなるグループの事は全く知りませんでした。
でも劇中で披露される楽曲はどれも『あ~!この曲知ってる!』『あ~これも知ってる!』という結果にこのグループの大物ぶりを突きつけられることに。
今まで全然知らなかったものだから、その彼らの成功から挫折までの話がそれはそれは新鮮。

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イーストウッド監督は彼らが町のチンピラだった頃から、富と名声を得るまでの長い時間を134分の尺の中で実に丁寧に描いています。この辺りはさすがとしか言いようがない。
いろいろなエピソードを入れすぎて逆にまとまりがなくて焦点がぼやけてしまう作品も多々ありますが、今作に関しては全くそのような感じはしません。まさに絶妙なバランス。
いや本当にこれはすごいなぁ~と思います。
オープニングからエンディングまで、ある一定の緊迫感を常に維持したまま話が進んでいくわけですよ。
これが作品が締まるっていうか、完成度の高さっていうものなんでしょうか。

また演奏や歌のシーンなどの出来も

ピカイチ

リードボーカルの特徴的な歌声は吹き替えだろうなぁ~と思ってましたが、ブロードウェイ版同様ジョン・ロイド・ヤング
という人はそのまま演じていたんですね。
う~ん素晴らしい!

ミュージカル作品としての側面から見てもピカイチ。
そしてドラマ部分もイースドウッド監督お得意の時間がゆっくりと流れてるような感覚だけどきちんと深い。っていう横綱相撲を見せつけてくれるわけですから、必然的に作品の完成度は高くなって当然。

久しぶりに良い洋画を見せてもらった。
観賞後はそんな感覚になること間違いなしです。

栄光と挫折と絶望のすべてを経験した主人公が『君の瞳に恋してる』を歌うシーンは感動を超えたもっと深い何かを感じさせてくれます。

オススメ!!

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『蜩ノ記』



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監督:小泉堯史
出演:役所広司 岡田准一 堀北真希 原田美枝子
製作年:2014年 製作国:日本
配給:東宝 上時間:129分
たけちゃん評価:70


《あらすじ》
7年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知るが…。

こういう日本映画ってやっぱいいよね。

映画評論家の北川玲子さんにお会いせていただいた時にこの作品の感想をこう言われてました。
『とにかく綺麗すぎてリアリティーがない。障子も何もかもが新品みたいに綺麗すぎる。』
うん。まぁ確かに言いたいことはわかります。
確かに綺麗です(笑)
けど僕はこう思うのです!!!
原田美枝子さんみたいに綺麗なお母さん、
堀木真希さんみたいなかわいい娘さん、
が住んでる家を・・・

小汚くするはずがない!!!!

このお二人はそりゃあ掃除も隅々までやるはずですから!!!(><)

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と、まあ話は逸れちゃいましたがこの作品は中々に気持ちが良かったです。
武士ってすごいなぁ~
日本人ってすごい人種なんだなぁ~
そんな日本人として生まれてきて誇りに思っちゃうな~
と感じざるをえないです。

大御所二人のさすがの演技と岡田君の好演(動き・体つくりからきちんと役に向き合って仕上げてるのがわかります)
美しい風景と加古隆の相変わらずの良い曲作りか絡み合い素晴らしい出来の作品になっています。

年に1本はこういう日本映画の良さを再認識させてくれる作品が出来上がってくれると嬉しくなっちゃいます。
疲れた時にお茶を飲んで『ほっ』とする感覚に近いのかもしれません。

追記
とにかく1番すごいのは御家老。
なかなかの人物ですよありゃ。
その意味を知りたい方はぜひ見てください!!
良い作品です。

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『柘榴坂の仇討』



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監督:若松節朗
出演:中井貴一 阿部寛 広末涼子
製作年:2014年 製作国:日本
配給:松竹 上時間:119分
たけちゃん評価:68


《あらすじ》
安政7年、彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は主君である大老・井伊直弼(中村吉右衛門)に仕えていたが、登城途中の桜田門外で井伊は暗殺されてしまう。その後、あだ討ちの密命を受けた金吾は敵を捜し続けて13年が経過する。明治6年、時代が移り変わり時の政府があだ討ちを禁止する状況で、最後の敵である佐橋十兵衛(阿部寛)を捜し出し…。

阿部ちゃん顔濃い過ぎて時代劇は合わないかも。

桜田門外の変に翻弄された人生を送る2人のお侍さんのお話。
中井貴一の演技は相変わらずの芸達者ぶりで、もはや時代劇においても完全にはまりまくっててめちゃくちゃ安心して見ることが出来ます。
一方もう一人の主役を演じる阿部寛は決してよくないわけじゃあないんですが・・・彼が出るとどうも時代劇の匂いが画面からふわっと消えてしまいます。
まだまだ時代劇の場数が足りないのか???それともやっぱり顔が濃いすぎてあの時代の日本人には見えないせいなのか。。。
そしてもう一人のミスキャスト広末涼子。
やっぱり厳しいなぁ~
抑えた演技ですごく頑張ってるし決して下手ではないんですが。
まぁ見ていただければわかると思いますが、このお2人のせいで作品の風味が飛んじゃってるって時点で同時期に公開された『蜩ノ記』に作品としての格が一歩及んでいないところが非常に惜しい!!!
そんな作品です。

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とはいえ、作品自体の出来は平均点以上。
冒頭の緊迫感あふれる桜田門外の変の描写から始まり、13年もの間、主君の仇を探す男の忠誠心と苦悩、そして彼を支える妻の苦しみ・・・・などなどを周りの人間とのかかわりを描きながら非常に丁寧にじっくりと腰を据えて演出してあるのは素晴らしいです
時代劇としての抑えるべき点はきちんと抑えていると僕は感じました。

まぁこれはとにもかくにも中井貴一の横綱クラスの安定した演技力に拠る部分も多々あるのですけどね!!

68点。

普通に楽しめました!ミスキャストの部分が改善されていればもう一つ上のランクの時代劇映画として世に残っていたのではないでしょうか。

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| 洋画(さ行) | 05:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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