たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

2013年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年11月

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『そして父になる』

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監督:是枝裕和
出演:福山雅治 尾野真千子 真木よう子 リリー・フランキー
製作年:2013年 製作国:日本
配給:ギャガ 上映時間:120分
たけちゃん評価:75


《あらすじ》
申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。

何気ない風景を映画的に魅せる是枝監督の手腕

『歩いても歩いても』という実にジミ~なお話のジミ~な作品がありましたが、実は映画的にはものすごくセンスが良くていろいろな技術が凝縮された名作であったりします。
今作はそのジミ~な監督さんが撮ったこれまたジミ~な2家族のお話です
でも例の如くすごーく高度な技術と計算されつくした演出(多分)など是枝監督の非凡な才能がこれでもかこれでもかとほとばしった作品でした

とはいっても今回のテーマは赤ちゃんの取り違え。
それに苦悩する2家族の葛藤を描いてるわけですが・・・・
この監督さんはちょっと上品すぎるのかも。
どろどろとした本当の苦しみや人間のいやらしさなどまでは描かれていません。
だから家族の葛藤も現実に比べればちょっと温度が低いし、どこか絵的に綺麗に見せすぎてる感は否めません。
両親の都合に振り回される2人の子供の描き方を見れば特にそのあたりを感じますよね
もっと取り乱すだろうし、もっと悲しむのが普通ですが『子供を綺麗に撮らせたら日本一』の是枝監督はそういう部分は一切排除してます。(意図的かどうかはわかりませんが)

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今作は重いテーマながら『もう一つリアルな苦しみ』というステージまで描き切れていないのが見る人にとっては賛否の分かれるところかもしれません。

でもあまり重たくなるのは嫌!!という僕にとってはこれぐらいの温度がちょうどよいかも
センスのある是枝監督の映像を見ているだけでも価値があります。
ラストシーンはおんぼろ電機屋さんのロングカットで終了なのですが、あんな古びたどこにでもある電気屋さんを映画的に美しく撮れる監督さんって本当にすごいと思います

音楽もバッハのピアノ曲。雰囲気サイコー。
俳優陣もみんな上手。
是枝監督の演出法によるところも大きいような気がしますけど
これが山田洋次監督だったら・・・大分違いますよね。
山田流が悪いという意味ではありませんがドキュメンタリータッチのこういう演出方法は大御所たちにはなかなか出せないのかもしれません。
岩井俊二監督と是枝監督ぐらいかなぁ~。役者に自然な演技を要求させてて(であろう)またそれを高いレベルで成功させているのは・・・・

長くなりましたが要はお勧めです(笑)

そんなかんじでした

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| 邦画(さ行) | 19:43 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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『横道世之介』

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監督:沖田修一
出演:高良健吾 吉高由里子
製作年:2012年 製作国:日本
配給:ショウゲート 上映時間:160分
たけちゃん評価:68


《あらすじ》
長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子(吉高由里子)から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春(伊藤歩)にぞっこんで……。


変わり者と天然少女で2時間半は正直魅力半減

『南極料理人』や『キツツキと雨』の沖田修一監督の作品です。
『キツツキ』が結構素敵な作品だったので期待して鑑賞

だったんですがどうもしっくりこなかったかも・・・・
もう少しホンワカ幸せな気持ちになれるかと思ったんですが。

登場人物が少しリアリティーが無さ過ぎたのが原因かもしれません。
主人公の横道はまぁ少し変わり者ではあるが確かに実際にいそうな感じなんですが、全編出ずっぱりの吉高由里子演じる祥子が、またこれに輪をかけて天然キャラなのがちょっと。。。。

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天然キャラもやりすぎるとコントみたいになっちゃうわけで。

変わり者の主人公にコントぎりぎりの天然女子。
この2人のやり取りを延々2時間半見せつけられるわけですからちょっと厳しい。
しかも数年後のラストシーンでの祥子は普通の性格の働く女性にがらりと変貌していますし。。。
おいおいおい・・・ってかんじでした。

これって祥子というキャラクターがもう少し普通の性格のキャラクター設定で、変わり者だけど実はいい人の主人公の魅力に魅せられていく・・・・こういう展開だったほうが作品的に良かったのではないでしょうか
まぁ原作ありきなので仕方がないのかもしれませんが・・・・

作品自体の完成度は決して低くないし、祥子がからんでいないエピソードなどは魅力的なものもあったりします。
それだけに少しもったいなかったかな~???

そんなかんじでした

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| 邦画(や行) | 18:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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