たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

2013年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年04月

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『BRAVE HEARTS 海猿』

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監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太
製作年:2012年 製作国:日本
配給:東宝 上映時間:103分
たけちゃん評価:70
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《あらすじ》
最高レベルのレスキュー能力を誇る海上保安官特殊救難隊のメンバーとなった仙崎(伊藤英明)と吉岡(佐藤隆太)。そんなある日、ジャンボジェット機のエンジンが爆発し、機体が東京湾へ海上着水する事故が発生する。乗員乗客の中には吉岡の恋人、美香(仲里依紗)もいた。沈没までのタイムリミットはわずか20分という状況で、仙崎たちにさらなるピンチが襲い掛かる。
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あれあれ??なんかよく出来てるよ~???

普段ほとんどといってよいほど映画を観ない友人が、出張先で時間が出来たのでしょうがなく時間つぶしにと映画館へ入ったものの、あまりの出来のひどさに耐えることが出来ず途中退席したそうです。
そんな映画をあまり見慣れてない人にも呆れられるなんて不名誉な称号をもらったのがこの映画の前作『ラストメッセージ海猿』であります。
あの巨大プラントを舞台にしたやつですね。
僕も見ましたが本当にひどかった。あまりの出来の悪さに後半はDVDを早送りしながら見た記憶があります。
実際このシーリーズは本当にひどい。
リアリティーがない。
やぼったい。
暑苦しい。
ただ叫んでるだけ。
助けに行ってもすぐに閉じ込められる。
時間がないのに恋人といちゃいちゃいちゃいちゃ。
いろんな意味でしらける映画。
というのが僕の感想です。

ですからこの作品もまったく期待をしてなかったし、どちらかといえば時間の無駄なので見たくはなかったのです。

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と!

こ!

ろ!

が!?!?!?

あれあれあれ??
なんか普通に面白いんですけどぉ~???

う~~ん。これはうれしい誤算ですよね(^^:)
序盤から終盤までず~とある一定の水準をキープしてくれています。
むしろこういうこういう大掛かりな映画は邦画が最も苦手とするところなんですが。。。
いやいやどうして!歴代作品の中でもトップレベルかと思われます。

たしかにCGは決して最高水準ではありません。
でも何とかぎりぎり!土俵際でがんばってくれてるんで目をつぶることも可能です

どうして今回は面白くなったのかなぁ~と考察してみたのですが。。。
たけちゃん的には2つポイントがあげれるかと。。。

ポイント①
伊藤英明の演技がちょっと上手くなった。


2011年の『アンダルシア』あたりからちょっとこの人、演技が見れるレベルになってきたとは感じていました。前作の海猿当時はまだまだ『陰陽師』にちょっと毛の生えたレベルってかんじだったのに。
実際今作の次の作品『悪の経典』では更に一皮向けてくれてますしね
年齢を重ねて少しづつ演技力にも幅が出てきたのかもしれません。
だから今回の彼が演じる仙崎というキャラクターが単なる筋肉馬鹿には見えなかったように感じます。
今までと同じようなキャラクターではあるのですが伊藤英明の演技力がついてきたことにより、見てる側に不快を与える部分が少なくなったかも。実際今回ではアンチ海猿の僕ですら普通に感情移入できましたから~

ポイント②
飛行機墜落ものは恐怖感や絶望感を与えるには最適。


古今東西今も昔も飛行機墜落物っていうのはパニック物としてはうってつけですよね。
なにしろ乗客が多い!ジャンボだと何百という数。
それが高度何千メートルの高さで鉄の塊の中に押し詰められているというそのシチュエーションがすでに死と隣り合わせ感を感じさせてくれます。
今は誰もが飛行機に乗る時代ですし簡単に『明日はわが身』という感覚で共感できます。
だから今回の作品では舞台を海から空へと(最終的には海でのお話ですが)チェンジしたのは大成功!
緊迫感もあるし絶望感も十二分。そして何より話にリアリティーも出てきたわけです。

以上の2点のポイントがこのだめだめシリーズ最終版を奇跡的に普通以上に楽しめる映画へと押し上げたのではないかとたけちゃんは考えます~

そんなわけで今までのシリーズは嫌い!!!って方もこの作品は食わず嫌いせず見てみてはいかがでしょうか??
意外や意外。その辺のB級ハリウッド映画以上の興奮と感動を味わえるかもしれませんよ~

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『ヘルタースケルター』

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監督:蜷川実花
出演:沢尻エリカ 大森南朋 寺島しのぶ
製作年:2012年 製作国:日本
配給:アスミック・エース 上映時間:127分
たけちゃん評価:40
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《あらすじ》
トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々の羨望(せんぼう)と嫉妬(しっと)を一身に集めるりりこ(沢尻エリカ)。だが、その人並み外れた美ぼうとスタイルは全身整形によってもたらされたものだった。そんな秘密を抱えながら弱肉強食を地でいくショウビズの世界をパワフルに渡り歩く彼女だったが、芸能界だけでなく、世間をひっくり返すような事件を引き起こし……。
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苦痛の127分間。

第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞に輝いた岡崎京子原作の『ヘルタースケルター』を、「さくらん」の蜷川実花が映画化した本作。
写真家として有名な同監督の映画2作目ですね。
さすが写真家だけあって映像や撮り方はファッション雑誌のように華やかで構図もおしゃれ。
お得意の色彩感覚もこれでもかとぐらいに原色系で攻めまくっておりまする。
うんうん。
こりゃさすがはプロのお仕事ぶりですね~
確かにかっこいいし序盤は新鮮で驚かされます。
でも美人は三日で飽きるとばかりに中盤以降はその色彩感覚にも慣れてしまい、これといって新鮮さもなくなりどうでもよくなっちゃうわけで。
やっぱコンテナよりコンテンツ。
中身が大事ですよね

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でもその肝心の中身がまったくもってお粗末さまなもんだからさぁ大変だ!

主人公のリリコは全身整形の後遺症に怯えながらも芸能界にしがみつこうとする執念深い女という描写があるかと思えば、
自分の妹相手にはそんなものには意味が無いと簡単に言ってしまう部分もあれば、
超わがままで周りのスタッフをとことん困らせてしまうタカビーなダメ女でもあり、しまいには犯罪行為にまで加担させてしまう。
かと思えば周りのスタッフはそんな彼女のことを嫌いにはなれず、むしろ狂信的に崇める輩までいちゃったり。
やることなすことひっちゃかめっちゃか。まさにヘルタースケルター。

キャラクターに一貫性がないので見てる側は感情移入がしづらい。
それってつまり観客はおいてけぼりジェットコースターみたいなものです。

せっかくエリカ様が体当たりで熱演しているのに本当にもったいない。

とどのつまりは監督の力量不足なんでしょうねぇ。。。
美しい映像は撮れるけど観客をグイグイ引き込んでいくようなドラマは撮れない。
この調子で臆することなく127分間もダラダラダラダラと倒錯したりりこのひっちゃかめっちゃかぶりを見せつけるんだからある意味たいしたものですよ(^^;)

『わぁ~映像が綺麗!!』とか『エリカ様かわいぃ!』だけで2時間我慢できる強者以外はお勧めできません。

それよりも沢尻エリカ。
ちょっと見直したかな。
プライベートでお騒がせな彼女ですが、そのぐらいの毒がないと『女優』としてはダメなのかも。
今作での演技は上手いとか下手とかではなく、とても存在感がありました。
全く毒のない宮崎あおいなんてどの映画でも卒にこなす一方、平均的優等生すぎて印象薄いですもんねぇ。。。
一方エリカ様は出演した1本1本を自身の代表作にしてしまう、そんなオーラがあります


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『桐島、部活やめるってよ』

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監督:吉田大八
出演:神木隆之介 橋本愛 大後寿々花
製作年:2012年 製作国:日本
配給:ショウゲート 上映時間:103分
たけちゃん評価:75
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《あらすじ》
とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。
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決して新しい手法ではないものの安定した完成度は観る者を引き込みます。

第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督が映画化した青春群像劇。
朝井リョウさんは大学在学中に作家デビューしたまだお若い小説家。
先日芥川賞も受賞しちゃったりと今、最も注目される作家さんのお一人です。

映画自体は桐島くんがバレー部をやめたっていうただ単にそれだけの出来事が、いずれ多くの関係者の複雑な人間関係や学校というある意味特異な閉鎖社会の歪みを浮き彫りにしていきます。
そしてその様を時間軸を繰り返しながらそれぞれの登場人物の視点で描いていく手法。

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それって今までになかった新しい演出方法というわけではないですが、邦画では案外珍しいかもしれません。
それぞれの視点の描き方は一つ一つが実に丁寧であり、独特の空気感をかもし出していてとても求心力があります。
だから103分の上映時間も全く長く感じない
吉田監督会心の完成度と言えるのではないでしょうか?

散りばめられたそれぞれの生徒たちの物語がやがて一点集中。クライマックスの屋上のシーンに集約されて大円団?的な完結を見せるわけですが、そこへのもって行き方はお上手。
そして美しささえ感じさせてくれるのですから言うことはありません。

学生時代、誰もが必ず登場人物の誰かであったはず。
そうそう。学校ってこういうもろい人間関係をぎりぎりで取り繕って生きていく空間だったなぁ~と思い出させてくれる作品。
そしてそれは今の大人たちの社会でも同じことであるとも気がつかせてくれるなかなかに

深い

作品だったと思います。

オススメ

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『図書館戦争 革命のつばさ』

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監督:浜名孝行
声の出演:井上麻里奈 前野智昭 沢城みゆき
製作年:2012年 製作国:日本
配給:角川映画
上映時間:105分
たけちゃん評価:50
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《あらすじ》
テロ事件が勃発(ぼっぱつ)する近未来の日本。デートをしていた図書隊の笠原郁と堂上篤に緊急召集がかかり、テロの手法と小説の内容が似ているとして、メディア良化委員会による作家狩りの標的にされた小説家・当麻蔵人の身辺警護の任務が言い渡される。しかし、図書隊と良化隊の激しい衝突で堂上が重傷を追うはめに。そんな状況でも郁は任務を続行するが……。
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シリーズ未経験者はお断り?

有川浩のベストセラー小説を「チョコレート・アンダーグラウンド」の浜名孝行監督がアニメーション映画化。
原作小説は4巻。テレビアニメは12話。それ以外にもスピン物があるという『図書館戦争』
どの作品にも全く触れた経験のない初心者がいきなりこの劇場版を見てしまったとことを前提にしておいて欲しいのですが。。。。
劇場アニメ映画としてみるならば実に安っぽく魅力のないつまらない作品でした。
残念無念
やはり登場人物に対する思い入れもなければ世界観に対する認知度も皆無だと厳しい。

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アニメーションとしての質もかなり低く、キャラの動かし方構図の取り方など全てにおいてOVAレベル?というかんじ。
OVAでもものすごい作品も当然ありますけど。。。(ジャイアント・ロボ 地球が静止する日などはやばい!)
特にひどいのが車全般のCGの使い方。
車両シーンはほぼ全てが3DCGを使って描かれてると思うんですがとにかく質感が薄っぺらで全然映画に合ってない。作り手側はどうだ~!ってかんじなのでしょうが味わいが無いし、見せ場であろうカーチェイスシーンもCGの車が滑ってるかんじ。こりゃだめです。
それは車のデザインひとつ見てもわかると思います。
ただCG車を書いただけ。全然こだわりがないのが見ていて伝わってくるから迫力がないのかなぁ・・・

でも少しフォローするなら。。。。
話の内容はなかなかに面白い部分があるのでどちらかといえばこの作品はアニメよりは実写向けではないかと思います。
となるとこの春公開の実写版に期待がかかります。
間違ってもアクション重視の勘違いした作品にならないで欲しいですよね(^^;)

そんなわけで劇場版としてみるのではなく、せめてテレビシリーズをすべて見てその延長上のOVA感覚で観ることをお勧めします~。

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