たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

2012年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年12月

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『ぼくのエリ 200歳の少女』

bokueli_1_1b.jpg

たけちゃん評価:80
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《あらすじ》
ストックホルム郊外に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカーは苦痛に満ちた毎日を送っていた。学校で陰湿な苛めにあっているのに誰も気づかない。それほど孤独だった。ある日、隣りに謎めいた少女エリが越してくる。「君の友だちにはなれない」といきなり告げるエリだったが、毎晩のように中庭で顔を合わせ、寝室の壁越しにモールス信号を送り合うようになる。その頃、町では猟奇的な殺人事件が起きていた。
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古今東西ヴァンパイア映画にはずれ無し。
という言葉があるかどうかはわかりませんが僕はヴァンパイア物はかなり好きです
夜になれば無敵の力を誇りながらも太陽の下ではからっきし。聖水にも弱いし十字架は大嫌い。
他人の家には居住者が『入っていいよ』と言わなければ入れない。
食料は人間の血液オンリーだから現代では入手もハイリスク。
それでいて不死、というシチュエーションがすでに相当切ないんですよね~

その切ない設定がヴァンパイア物を非常に魅力的にしているんでしょうね。
今作はそれに少年少女の淡く切ない恋心みたいなものを更に上乗せしている時点でもうお手上げっすよまいりました~

20101008_621488.jpg

舞台はストックホルム。
季節は厳しい冬。とにかく雪の白いイメージ、それと対比する赤い血液のコントラストみたいなものが効果的に映画全体を包み込んでおりまして非常に良い感じ
更に主演の2人の北欧特有の透き通るような肌の白さにこれまた赤が映えまくりなんですね
只々美しい
『小さな恋のメロディー』や『さよなら子供たち』の雰囲気を併せ持ったヴァンパイア映画とでもいうんでしょうかねぇ。。。
スゥエーデン語の台詞も耳触りりが良いし、全てにおいて詩的なオーラに満ちています。
この辺はハリウッド映画にはまずありえない部分ですよね
思春期を演じた子供達の演技も上手いし、音楽も雰囲気よし。で本当に良かったなぁ~
世の監督さんはこれ見て嫉妬しちゃった人もいるんじゃないでしょうか?
自分のフィルモグラフィーにこういう映画があったらいいよなぁ~って僕なら思っちゃいますね

最近ネタ切れのハリウッドが早速リメイクに乗り出して、実はもう今年の秋には公開しちゃうという節操の無さにはあきれちゃいます。
タイトルは『Let Me In』。すでに予告編も公開されてますが本当にそのまんまリメイク。
僕はこのリメイクってのが他人のふんどしで相撲を取るみたいで大嫌いなんです。
まっそれだけオリジナルのこの作品が魅力的だったということですかね。
ちなみにこの映画の『雰囲気のよさ』はアメ公さんたちには作り出せないのは言うまでもありません

let_the_right_one_in2.jpg

後この映画何がすごいって、日本公開版を見ただけではこの作品の本当の奥深さがわからないってことです。
劇中でエリの着替えを覗いてしまうオスカー少年のシーンがあるんですが、そこには完全にボカシ入っちゃってるんです。
あ~少女の性器が映ってるからぼかしなのか~と普通の日本人は思いますが、実はそのシーンがこの映画の肝なんですね。
ネタばれになりますが無修正版のオリジナルの映像を見ると映画の解釈が180度変わっちゃうんですよ~
これから見る方がいるかもしれないのであえて書きませんがこの部分を知ることによりこの映画の魅力が断然増します
これは映画会社の重大なミスとしか考えられません

これじゃあ単なる少年とヴァンパイアの少女の恋愛映画として見ちゃって終了ですよ
本当は更に切なく!更に深い!お話なわけなのですね。。。。

そんなわけでこの映画お勧めです。

ヨーロッパ映画好きな人や雰囲気のある映画が好きな人は必見ですよ
久しぶりに余韻の残る映画でした
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