たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

2003年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2004年01月

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『マトリックス レボリューション』

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[2003年/アメリカ/カラー/129分]
監督:ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
主演:キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシュバーン キャリー=アン・モス モニカ・ベルッチ
配給:ワーナー・ブラザーズ
たけちゃん評価:78
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《あらすじ》救世主の預言がプログラムの一環だったと知らされたネオは、マトリックスと現実世界の境界に迷い込んでいた。ネオを信じ続けるトリニティーとモーフィアスは、預言者オラクルの助けを借りてネオを救出する。それでも世界に平和が戻ることはなく、聖地ザイオンにはセンティネルズの大群が迫っていた。ネオは自らの運命を選択し、マシン・シティの中枢部へ乗り込むことを決意する。だがネオの前には、航海士・ベインに憑依したスミスが立ち塞がるのだった。ネオとスミス、人類とマシン、全ての攻防に決戦の時が訪れる…。
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全世界同日、同時刻公開の超話題作。
前作の『リローデット』が思っていたより良くなかったので今作ははたして??
ずばり、

ものすごい映画 

でした。

まず良かったのは前段階の完全極秘体制。
前作『リローデット』では第1作との間に数年の年月があったため観客動員のために宣伝広告は大々的に行われ予告スポットもバンバン垂れ流し状態。
今作は前作から数ヶ月しか間が開いてないので前作を見た人ならまず動員につながる見込みが立つせいもあるのでしょう。公開前にほとんどスポットが流されませんでした。それが功を奏して全編にわたって実に新鮮に観れました!
次に良かったのが今作ではマトリックス内でのシーンより現実での戦いのシーンがメインになっていた点です。前作でマトリックス内でのなんでもありぃ~のふわふわワイヤーアクションシーンはもうおなかいっぱい見せてもらったので、逆に現実での戦いの方が緊迫感があって面白さが出ていたと思います。
特にザイオンでの攻防戦は
まじですごい です。最近あれだけの迫力のあるシーンを見せ付けてくれた映画は記憶に無いですね。まさに映画史に残るシーンです。
この攻防戦だけでも1800円払う価値はあると思います。
ラスト14分間で70億かけたという映画のクライマックス。スミスとの対決シーンもすんげ~!まさにドラゴンボールの世界です。
現段階でのCGの技術の最高潮というものを存分に味合わせてくれます!
全シリーズを通して特撮技術の改命児的な役割を常に担ってきたマトリックスは今作でも存分にその役割を果たしきったと言えるでしょう。

肝心のストーリーは完結編と言うことでどんなオチで終わるのか?非常に気になりましたが結論から言うと予想通り良く分からん。
突っ込みどころも多々あります。
EMPが基地に無いのはなんでやねん!
ネオはなんで現実でも強くなっちゃったの?
オラクルの容姿が変わったのはなぜ?(役者さんがなくなったんですけどね)
他にもいろいろあれやこれや気になる点もたくさんあります。
登場人物も多く出てきている割には掘り下げ方が甘すぎてうすっぺらになってしまっているのも気になります。

けどそんな野暮なことは気にしません。
所詮この手の映画で全ての謎が解明されて万事解決できるはずが無いんですから。
それでも映画館を出るときには映画をみた~!という気にさせてくれます。
前2作を見た方なら迷うことなく見に行きましょう。
そしてDVD化された暁には3部作を一気に見るという至高の喜びが待っています。
今作で完全完結。続編は100%無いそうです。
3部作を通してこれだけ映画マニアを夢中にさせた映画もなかなかないです。
感服いたします!
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| 洋画(ま行) | 12:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『嗤う伊右衛門』

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[2003年/日本/カラー/128分]
監督:蜷川幸雄
出演:唐沢寿明 小雪 椎名桔平 香川照之
配給:東宝
たけちゃん評価:65
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《あらすじ》
世捨て人然として貧乏長屋の片隅でひっそりと暮らす浪人・境野伊右衛門(唐沢寿明)は、御行乞食・又市(香川照之)の計らいで、民谷家の娘・岩(小雪)と縁組みし、その家督を継ぐ。岩は病のせいで美しい顔に醜い傷を負っていたが、卑屈さなど微塵もない気丈な女だった。最初こそ、感情を表さない夫に苛立ちを募らせる岩だったが、伊右衛門の誠実な心根が伝わるに連れて、2人は次第に心を通わせて行く。しかし、かねてより岩に執心していた筆頭与力・伊東喜兵衛(椎名桔平)は、そんな2人を苦々しく思っていた…。
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京極夏彦の原作を『青い炎』の蜷川幸雄が映像化。
四谷怪談のお岩さんの話を大胆にアレンジした作品なわけですがこれがさすがは蜷川監督♪しっかりと見れる作品に仕上がっていましたね。
前作では青い透明感と無機質感を作品全体に漂わせて抜群の演出力をみせてくれましたが今回は時代劇。
それでも障子ごし、蚊帳ごし、のれんごし・・・とあえて対象物とカメラの間に物を置くことによって登場人物達の〈視線〉というものを少し変わったスタンスで見せてくれているあたりにしっかり彼らしい演出が見て取れます。
これはまた怖いもの見たさや興味本位で外面的な部分だけでお岩のことを見る大衆の視線をも表現しているのかもしれません。
また時代劇でありながら冒頭のタイトルシーンでは大胆にジャズを使ったり、劇中では度々バロック音楽なんかも使ったりするあたりもなかなか面白いですね。けどそういった部分であまり媚を売ってないというかあくまでもナチュラルに使ってるんですね。
だから全然不自然じゃあないし逆にマッチしてるぐらいです。
『座頭市』で北野武がタップダンスを時代劇に取り入れた時よりも格段に映画の味付けという部分では成功しているでしょう。
監督自信にしっかりとした画作りの力があるのでこの手の話で2時間もの間、実にひきつけられました。
あとは話が好きか嫌いかで意見が分かれるだけですね。
僕的には十分合格点♪
小雪は『ラストサムライ』の時も書いたけど時代劇には余り向いてないです。
今作では鬼の蜷川効果で少しは様になっていますが、それでも長い早回しの台詞のシーンではやっぱり台詞が自分のものになっていません。うまいことこなしてる感がどうしても抜けないんですね。
まぁそれも経験、これからうまくなっていくかもしれません。

ラストシーン。
急にシーンが現代に戻るシーンの真意がどうしてもわからないし解せません・・・・
せっかく物語に浸っていたのにあえて現実に戻してほしくなかったというのが僕の意見です。
おしい!

| 邦画(わ行) | 11:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』

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[2003年/アメリカ/カラー/203分]
監督:ピーター・ジャクソン
主演:イライジャ・ウッド ショーン・アスティン オーランド・ブルーム リヴ・タイラー
配給:日本ヘラルド映画=松竹
たけちゃん評価:80
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《あらすじ》
ヘルム峡谷で、サルマンの軍が負けたのを受け、サウロンはゴンドールへ大軍を送り込む。ゴンドールにはガンダルフとピピンが向かい、執政デネソールと共にローハンのセオデン王の援軍を得て戦いに挑んでいた。その頃、滅びの山を目指すフロドとサムは、ゴラムの策略で巨大な雌蜘蛛シェロブに襲われていた。一方、アラゴルンとギムリとレゴラスは、援軍を得るため、ゴンドールの王のために戦って安らかに眠りたいと願う亡霊がさまよう“死者の道”へ向かっていた。だが事態は一刻を争っていた。ガンダルフの力も及ばず、オークの軍はゴンドールの大門を壊してなだれ込み、空からはナズグルが襲いかかってくる。そこへ間一髪アラゴルンと亡霊たちの援軍が到着するが、尊い命が次々と失われてしまう。だがアラゴルンは、指輪を捨てるフロドを少しでも助けようと、モルドールの黒門へ攻め込むことを決意。そしてフロドとサムもなんとか滅びの山の麓までやって来るが、指輪の力はますます強くなり、フロドは押しつぶされそうになっていた……。
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全世界で空前の大ヒットをとばした3部作の完結編。いよいよフロド達の指輪をめぐる長い旅も今作で終わりを告げます。
監督はピータージャクソン。ニュージーランドの監督さん。
今回戦いの舞台となるミナス・ティリスの都の撮り方が印象的でした。前2作でもそうなのですがこの監督さん空撮を多用した撮影の仕方でその対象物の高低さや立体感をものすごく際立たせて見せてくれます。ミナス・ティリスの都は当然ミニチュアなのでしょうが本当に細部まで細かく作られています。ミナス・ティリス攻防戦では上空から襲ってくるワイバーン(飛竜みたいなやつらね)が人間をわし掴みにして上空から放り投げるシーンが多々出てくるんですが、そのカメラワークとお得意の高低さを際立たせたカメラアングルがうまくかみ合ってかなりリアルな迫力がつたわってきます。映画館の大画面ならなおさらです。
こういう撮り方が出来るっていうことはこの監督さん頭の中でもう全部イメージが出来上がってるんでしょうね。
『ここではワイバーンがびゅ~んとこの建物の間を縫うように飛んでいって~ここでこうなって~どかーんと~(@▽@)・・』みたいなかんじで。
あぁ・・この監督は相当おたくなんだろうなぁ~と思いました。最近の映画技術の向上ははおたく監督の頭の中をそのまま再現できるようになったわけです。だからおもしろい画がバンバン出てくるんですね~。
そういえばおたく監督といえば同じニュージーランド出身でその昔『ブレイン・デッド』というスプラッタームービーを撮った監督がいたことを映画を観ながらふと思い出しました。この映画、もうただただブチュブチュクチャクチャの血みどろ低予算映画なんですが、それでも『おっ!』と思わせる斬新なカメラアングルがあったりしてマニアの間では有名な映画でした。あーいう想像力豊かなおたく監督がドッカーンと大予算を手にしたらこの『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな映画ができるんだろうなぁ~と感じましたね。ところがパンフレットを読んでみて驚きました。ピーター・ジャクソンって、

その監督なんじゃん!

どうりで・・我ながら驚きました。
さて話を戻しまして肝心の映画全体の出来について感想を書きます。
約3時間半という長時間なんです。初めの1時間ははっきり言って退屈です。コレといった見せ場もなく淡々と話が進んでいきます。けどご安心を。残りの2時間はやっぱり面白いです!前述したミナス・ティリスの都をめぐる攻防戦や巨大蜘蛛シェロブとの戦いなどでぐいぐいひきつけてくれます!
そしていよいよクライマックス滅びの山にたどり着いたフロドが指輪を火山口に投げ込むくだりまで実に良く出来ています。つまり後半の2時間は激オモ!
そして最後の30分はRPGゲームのエンディングのように静かに物語の終わりを丁寧に丁寧に描いていきます。
フロド以外の3人のホビット達もいままでは『なんのためにいることやら・・』なんて覚めた目で見てたんですが今作ではそれぞれがしっかりと役割を果たして大活躍してくれます!特にフロドの付き人サムなんかはっきりいって主人公張りにかっこいいっす!
『指輪の重荷は背負えないけれど、あなたを背負うことは出来ます!』
・・・・・かっこいいー!!!サム!!おめー!最高だよ!!!
このシーンが一番感動しました。どんなシーンかは映画を観て確認してみてください。
さて注意してほしいのは映画館に足を運ぶ前に前2作を必ずもう1度DVDやビデオでチェックしておきましょう。でないとラスト30分は退屈なものになるかもしれません。ちょうど時間的にもお尻が痛くてたまらなくなるのもこの辺です。しっかりと前2作を復習しておけば感動もひとしおですよ~!
3部作の最後を飾る『王の帰還』、原作と比べると人物描写がやや甘いという点や、一番盛り上がるべきアラゴルンと亡霊たちの援軍が登場するシーンが以外にも肩透かしだったりと気になる点もありますが、それでも映画としては十分過ぎるほどの感動を見終わった後に味わえるでしょう~。オススメです。

| 洋画(ら行) | 11:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『恋愛寫眞』

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[2003年/日本/カラー/118分]
監督:堤 幸彦
主演:広末涼子 松田龍平 小池涼子
配給:松竹
たけちゃん評価:65
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《あらすじ》
駆け出しのカメラマン誠人(松田龍平)の元へ、学生時代の恋人静流(広末涼子)からエアメールが届く。しかし、噂では彼女は死んだはずだった。プロにはなったものの、仕事に行き詰まりを感じていた誠人は、かつて不本意に別れたまま音信不通になっている静流に会うために、東京からNYへ旅立つ。誠人は静流のアパートをなんとか探し当てるが、そこに彼女の姿は無かった。厳寒の見知らぬ大都会で、誠人は静流との再会を果たすことができるのだろうか…。
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なんだか難しい漢字の写真っていう字が印象的な題名の映画。
監督は堤幸彦。ここ最近とにかく駄作ばかり作っている監督。がしかし今回はなかなか良いかんじの仕事をしているかもしれません。
カメラという題材を通して男女の交流を実にいい雰囲気で見せてくれます。
カメラマンの話だけあってどのシーンもワンカットワンカットがスチール写真のようセンスがあり作品全体の雰囲気がものすごく良いです。
ストーリー展開も単なる恋愛物ではなく中盤からサスペンスタッチになっていくあたりもなかなかに新鮮な感じでこれまたグー!
が・・・しかし舞台がNYにいってからがよくありません。この監督のセンスのなさが徐々に見えてきます。
場面がNYに変わってから登場してくる色々なキャラクターがなんだかうそ臭いんですね。ていうかイモくさい。一昔前の日本人が撮った日本映画っぽいセンスのかんじられないNYっていう感じがプンプンします。
コレってなぜなんでしょう・・(・-・;)
挙句の果てには小池栄子が目ひん剥いてこの映画の持つ独特のにおいを完全にぶち壊していっきにだっさい日本映画のレベルにまで引き下げてしまいます。
あ~あ~やっぱこの監督じゃあこんなもんなんすね。
これってもし岩井俊二監督あたりが撮っていたらものすごく良い映画になっていたんじゃぁないでしょうか。
それでも前半部分はなかなか良いですし、主演の2人もいい味出しているのでこの点数ってところでしょうね。

| 邦画(ら行) | 11:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ラスト・サムライ』

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[2003年/アメリカ/カラー/154分]
監督:エドワード・ズウィック
主演:トム・クルーズ 渡辺謙 真田広之 小雪
配給:ワーナー・ブラザーズ
たけちゃん評価:70
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《あらすじ》
19世紀末。南北戦争の英雄、オールグレン(トム・クルーズ)は、原住民討伐戦に失望し、酒に溺れる日々を送っていた。そんな彼が、近代化を目指す日本政府に軍隊の教官として招かれる。初めて侍と戦いを交えた日、負傷したオールグレンは捕えられ、勝元(渡辺謙)の村へ運ばれた。勝元は、天皇に忠義を捧げながら、武士の根絶を目論む官軍に反旗を翻していた。異国の村で、侍の生活を目の当たりにしたオールグレンは、やがて、その静かで強い精神に心を動かされていく。
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今まで日本を舞台にしたハリウッド映画でましなものはほとんど無かったわけですがこのラストサムライはかなりいい感じに仕上げられていると思います。
監督はエドワードズウィック。『レジェンド・オブ・フォール』や『戦火の勇気』なんかを撮った人です。この人黒澤明の大ファンで『7人の侍』なんか何度も何度も見まくっていたそうです。劇中にも要所要所で『7人の侍』へのオマージュっぽいシーンもちらほら出て来るあたりこの人の黒沢通なところが見え隠れしておりまする。
話の内容は単純なんですね。『ダンス・ウィズ・ウルブス』をそのまんま侍映画に置き換えた感じ。オールグレンさんが日本で敵将に捕らえられ逆に彼らのブシドーに感銘を受け共に戦う。ただそれだけ。
なんのひねりもどんでん返しも無いあたりはやや作品としての深みが足りなくなってしまったって感じで残念。
しかしながら過去のこの手の映画では傑作の部類には入ります。
とにかく素晴らしいのが日本人俳優2人。
渡辺謙と真田広之。
もともと実力はあった2人ですがこの作品に出会えたことは本当にラッキーだったと思います。世界に十分通用する演技力があったにもかかわらず今までその力を発揮する作品にめぐまれなかったわけです。
しかし英語力さえあれば日本人ももっと世界的に活躍が出来るということを渡辺謙は身をもって証明してくれました!
真田広之のほうは台詞は少ないのですが渡辺謙の方はめちゃくちゃ流暢に英語を話します。果たしてその英語力は本場に通用するレベルのものか?その辺は僕にはわかりませんがアカデミー賞助演男優賞候補とまで言われているということは十分通用していると思われます。
この2人の演技で☆一つおまけです。
一方もう一人の日本人俳優の小雪の方は全然だめ。
完全に浮いちゃっています。この人、体全体から現代人って雰囲気がでちゃってて全然いけておりません。うまい役者は体からその雰囲気を出せるものですが彼女のレベルではまだそれは無理のようです。もっと他にいい女優がたくさん居るのになぜ小雪なのか・・・もったいないです。
とにかく渡辺謙を見るだけでも価値があります。
あっそういえば忘れていたですがこの映画

トム・クルーズっていう外人さんも出てました。

というぐらい主役を食っています(笑)
戦闘シーンもお金がかかっていてなかなか迫力もあります。ロケーションも音楽もまずまず。テンポも良く154分も苦痛になりません。日本人なら心が熱くなるシーンもあるので料金の価値はあるといえる作品ではあるでしょう~♪オススメです。
ラストシーン天皇陛下があぁまで英語ぺらぺらだとちょっとひきます・・・

| 洋画(ら行) | 11:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『マトリックス・リローデッド』

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[2003年/アメリカ/カラー/140分]
監督:ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
主演:キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシュバーン キャリー・アン・モス モニカ・ベルッチ
配給:ワーナーブラザーズ映画
たけちゃん評価:65
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《あらすじ》
人工知能に支配された世界で、唯一地球上に残された人間の街「ザイオン」。モーフィアスをリーダーとするゲリラに見い出され“救世主”となったネオは「ザイオン」を救うため、トリニティー、モーフィアスとともに再び仮想現実空間「マトリックス」に乗り込むことを決意した。しかし「マトリックス」で彼らを待ち受けていたのはさらにグレード・アップしたエージェント・スミスや、流浪者/エグザイル達の抵抗、そして予想を遥かに超えた“マトリックスの真実”だった一一。
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ん・・・ん~~まあおもしろいかなぁ・・・(・3・)けどなぁ・・・って感じでした。
たしかにアクションシーンやVFXのシーンはまずまず。けど予告やCMスポットで全部流しちゃってるので映画館ではその確認作業になってしまいます。『あ~~このシーンか~』『はいはい、次はここね。』
『おやぁ~もう高速のシーンかぁ・・もうそろそろ終わるのかな?』みたいな感じで。ちょっと良いところ前段階で流しすぎちゃいましたね。
アクションシーンは確かにすごいけど、ワイヤーアクションの部分になると動きが不自然。殴られた相手がふわぁあ~~と宙に浮いてふんわぁあ~~~と吹っ飛んでいきます。キアヌもふんわぁあ~~とジャンプして蹴りとか入れます。これってもう見ていてやりすぎ。後半のカンフー格闘シーンでは見ていて新鮮味はすでにないです。これだけなんでもありの世界を作れるんだからもう少しなんとかならんもんか。
あと映画館が悪かったのかどうかわかりませんが、全体的に画面が暗いです、まぁ高速のシーンだけは別としてですが。だから肝心ののアクションシーンもいまいち見ずらい感が否めません。
さてストーリーの方ですがこれもイマイチ。
前半のザイオンでの集会シーンやトリニティーとのいちゃいちゃシーンも見ていて退屈。ちょっと長すぎ。見せ場と見せ場の間を繋ぐドラマの部分が実はアクション映画では命。前作はその部分でも観客が引き付けられたので見せ場のシーンが更に盛り上がった数少ない成功したアクション映画でした。しかし残念ながら今作はそれには失敗しています。
ファイル!ソース!リロード!まぁこの辺の言葉がたくさん出てきますがわけのわからん人には何のことやらでしょう。けどそこは良いと思います。そういう世界観なんだからそこを否定するなら別に見なきゃいいわけだから。しかし観ているほうを少しほったらかしすぎではあったかな~。だから繋ぎのドラマシーンは全然盛り上がらないんですよね。『ふむふむ!』もないし、『えっ!!』も『どうするんだ!?』みたいなものは一切ないです。だから見ていてハラハラドキドキ感は皆無。
これだけの大作。映画館を出ると面白かったと思わされますが時間がたつとそうでもなかったのでは?!と思う人も多いかも!
とりあえず前作ほどの完成度はありませんでした。残念です。
次回作『レボーリューション』に期待です。たぶん同時に作っているのでそれほどの進化なしの予感大。
あ!あとそれから
映画の最後に

次回完結!

と字幕を入れて映画の雰囲気をぶち壊しにした日本の映画会社のセンスのなさに脱帽!!(・▽・)

| 洋画(ま行) | 12:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『魔界転生』

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[2003年/日本/カラー/106分]
監督:平山秀幸
主演:窪塚洋介 麻生久美子 佐藤浩市 杉本哲太
配給:東映
たけちゃん評価:20
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《あらすじ》キリシタンの一揆"島原の乱"で領民たちと共に命を落としたはずの天草四郎が、 深い怨念を胸に再び現世に蘇った。天草は自分と同じように不本意な死に追いやられた者たちを集め、 悪魔の力を借りて時の将軍・家光への復讐を企てる。その一方で、 紀州藩主の徳川頼宣も太平の世に不満を抱き、 次期将軍の座を狙っていた。そんなある日、 頼宣のもとに現れた天草は、 頼宣の野望の実現を約束する。そして魔界の秘術を尽くして、 剣豪・荒木又右衛門を復活させるのだが…。
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故深作欣二監督の名作のリメイク版です。
前作では沢田健二が圧倒的な存在感で演じた天草四郎を今回は窪塚洋介が演じてます。この人本当に演技の幅が少ないということを以前にも書きましたがそれは今作でもやはり同じです。
とにかく台詞は棒読み、存在感なし、動きも悪い。見る耐えません。
佐藤浩市は柳生十兵衛を演じますがやはり前作の千葉真一があまりにかっこよすぎたため全然見てられないです。
あと決定的な点はというと、とにかく全編にわたって殺陣がぜんぜんなってないんです。宮本武蔵や胤舜という猛者たちと十兵衛の戦闘シーンなんてただのチャンバラごっこ。命の取り合いという緊迫感、スピード感、迫力は全く無いです。これならTVの暴れん坊将軍の方がよっぽど迫力があるって・・・
監督は平山秀幸。『愛を乞う人』で賞を総なめにしたことのある方です。
こういう娯楽大作は今回が初めてだったと思います。この人残念ながら新作を出すたびに評価が落ちていっています。今回はもう行き着くとことまでいっちゃったかんじ・・・
とにかく話の展開が甘すぎるんです。
まず十兵衛が魔界衆に立ち向かおうとする冒頭。その動機付けなんかは全く省いちゃってるんですね。登場したときは腕は立つが俗世にはあまり関わりを持とうとしないキャラみたいな描かれ方をしているのに気がついたら
『魔界のもの全て斬る!』てかんじで江戸に向けて出発しちゃってます。
たしかに自分の関係者が殺されちゃったりさらわれちゃったりはしてはいるんですがな~~んか不自然なんですね。
あと十兵衛に付いてくる仲間達なんて超弱いの。仮にも柳生でしょう?もう少しましなやつを連れて行けばいいのに。魔界衆と戦うたんびにばったばった死んでいくんです。
足手まといそのもの。挙句の果てには女剣士なんかまで連れて行きます。当然即死。な~んか命の扱い方が希薄なんですね。仲間はほとんど死んじゃうんだけど十兵衛は案外平気な顔でまた江戸に向けて旅立ちます。
なんだかなぁ~
あと問題なのがCG。いろんなところでCG使っていますがしょぼいので逆に作品が安っぽくなっちゃっています。こんなCGなら使わない方がまだまし。
魔界衆が死ぬときは赤い血の霧みたいなものが体から出てくるんですが、もういかにもとってつけたかんじで後ろの背景の質感と全然あってないので笑っちゃいました!
今の観客はハリウッドのCGで目が肥えてるんだからこんなレベルのものじゃあ通用しないって事がなじぇわからないんでしょうかねぇ~(笑)
ドラマと殺陣で勝負しろよな。
ラストシーン。
いよいよ天草四郎と十兵衛はあいまみえます!
全然迫力の無い殺陣を見せられます。で十兵衛が四郎を倒した瞬間。観客の目に飛び込んでくるのは、

いきなりエンドクレジットです。

余韻もなんもあったもんじゃぁありません。

駄作!

| 邦画(ま行) | 12:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『棒倒し』

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[2003年/日本/カラー/93分]
監督:前田 哲
主演:谷内伸也 金子恭平 古屋敬太 鍵本輝
配給:東京テアトル パル企画
たけちゃん評価:15
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《あらすじ》
退屈な高校生活を送っていた普通科の高山次雄はある日の放課後、同級生のいたずらで校旗掲揚台のポールにたなびいているクラスメイトの須藤学の学生ズボンを取るため、裸足になりポールの頂上までするするとよじ登った。
その素早く器用に登って行く光景を見ていた久永勇に体育祭の競技である棒倒しの才能があると言い寄られる。
「普通科は何の取り柄もなく、普通科は普通以下」と工業科に馬鹿にされていることに腹を立てている勇は、どうにかして次雄に棒倒しの先頭をやらせて歴史を塗り替えようと必死である。
最初は棒倒しに何の興味も示さなかった次雄であるが、幼なじみでクラスメイトの小百合に「勝ったらチユーしてあげる」と言われ、動揺する。
次雄は次第に小百合への伝えられない思いや、両親への不満を棒倒しにぶつけていくようになる。
そんなとき勇が慢性の心臓病にかかっていたことを知る。
不治の病を抱える勇と小百合への秘めた思いを抱く次雄は体育祭の棒倒しに青春の全てを賭けた。
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LEADのメンバーによる棒倒しに青春をかける少年達の物語。
今時棒倒しなんて体育祭でやってるところも少なくなってきている昨今、あえて旬のアイドルグループを使って棒倒しにスポットライトを当てた点は評価できます。原作は城戸賞を受賞したということです。
確かに棒倒しの映画なんて聞いたことないなぁ~。これは面白そう!と期待はしていたものの残念ながら駄作でした。
まずなんていうかなぁ~作品のテイストが変。
もっとはじけた青春映画をストレートに描けばいいの妙にだるい演出が多いのも気になりました。
劇中出て来るヒロインが主人公に問いかけます。
『人は死ぬと分かっているのに、どうして生きるのか考えた事ある?』
何でこんな歯の浮いたような台詞を言わせるかなぁ・・
更にこの女『棒倒しに勝ったらチューしてあげる』とほざきます。
そのくせラストには一人で町を出て行ってしまいます。
うざい!
この娘はこの映画にはいらないと思いました。
もっと男同士の熱い映画になればもう少し面白かったかも。
肝心の棒倒しのシーンも全然迫力なし。
感動もなし。
誰も経験あると思いますが、本当の体育祭なんかはやっぱり迫力があるわけですね。
変な小手先の演出やカット割や音楽じゃあそれは出ないんですよね。
参加者の<本気の気合>ってものが見ているものに感動を与えてくれるものだと僕は思います。しょせんアイドル、演技力は素人。ならせめて本気で体当たりの気合だけでも引き出させてあげるのが監督の技量なんだけどなぁ・・・
だめですね。

| 邦画(は行) | 12:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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