たけちゃんのピリ辛映画感想文

自由気ままな映画の感想文です~

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『横道世之介』

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監督:沖田修一
出演:高良健吾 吉高由里子
製作年:2012年 製作国:日本
配給:ショウゲート 上映時間:160分
たけちゃん評価:68


《あらすじ》
長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子(吉高由里子)から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春(伊藤歩)にぞっこんで……。


変わり者と天然少女で2時間半は正直魅力半減

『南極料理人』や『キツツキと雨』の沖田修一監督の作品です。
『キツツキ』が結構素敵な作品だったので期待して鑑賞

だったんですがどうもしっくりこなかったかも・・・・
もう少しホンワカ幸せな気持ちになれるかと思ったんですが。

登場人物が少しリアリティーが無さ過ぎたのが原因かもしれません。
主人公の横道はまぁ少し変わり者ではあるが確かに実際にいそうな感じなんですが、全編出ずっぱりの吉高由里子演じる祥子が、またこれに輪をかけて天然キャラなのがちょっと。。。。

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天然キャラもやりすぎるとコントみたいになっちゃうわけで。

変わり者の主人公にコントぎりぎりの天然女子。
この2人のやり取りを延々2時間半見せつけられるわけですからちょっと厳しい。
しかも数年後のラストシーンでの祥子は普通の性格の働く女性にがらりと変貌していますし。。。
おいおいおい・・・ってかんじでした。

これって祥子というキャラクターがもう少し普通の性格のキャラクター設定で、変わり者だけど実はいい人の主人公の魅力に魅せられていく・・・・こういう展開だったほうが作品的に良かったのではないでしょうか
まぁ原作ありきなので仕方がないのかもしれませんが・・・・

作品自体の完成度は決して低くないし、祥子がからんでいないエピソードなどは魅力的なものもあったりします。
それだけに少しもったいなかったかな~???

そんなかんじでした

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| 邦画(や行) | 18:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『山桜』 

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たけちゃん評価:70
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いいです。なっちゃんは本当にスクリーン栄えをするお得な女優さんです。
彼女が出てくるだけで癒されるというかパァ~と映画が明るくなります。
タイトルにある桜のような存在ですね
前回見た『小川の辺』の某女優さんとは天と地の差があります
話の内容も『小川』より見ごたえがあるし感情移入もしやすいです。
日本映画はこうでなくっちゃ
でも主題歌がムードをぶち壊しなのは残念でした。。。

| 邦画(や行) | 01:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『四日間の奇蹟』 

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監督: 佐々部清
出演: 吉岡秀隆, 石田ゆり子, 尾高杏奈, 西田敏行, 松坂慶子
たけちゃん評価:30
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《あらすじ》》
暴漢に襲われる親子を助けたことで、左手の薬指の神経を断裂してしまった如月敬輔(吉岡秀隆)は、ピアニストの夢を断念した。しかし敬輔は、暴漢から救った娘の千織(尾高杏奈)が持つ天才的な音楽の才能に気づき、彼女の美しいピアノ演奏とともに日本各地の施設を慰問して回っていた。
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第一回「このミステリーはすごい!」大賞に選ばれた作品の映画化です。

でも全くもってミステリーではありません。



感想は一言で言うなら



こんなの2時間テレビドラマで作ればいいんじゃない
と、思わず言ってしまいそうなひどい作品です。

佐々部監督といえば『半落ち』や『陽はまた昇る』などの良作を撮った監督さんです。
そんな彼がいったいどうしたんでしょうか・・・ん~~同じ監督作とは思えません。
いったいどこが悪いのでしょうか??

まず話がつまらん。

原作はどうだか知らんがあらすじにあるように自分が犠牲になり命を助けた障害を持った女の子を連れて全国の施設で演奏会をして回っている元一流ピアニスト。

たまたま訪れた先の施設で働いていた女が自分をあこがれていた高校時代の後輩だった。

この女と障害者の女の子が外で遊んでいると天気が悪くなってきます。

風も強くなり明らかにやばい空模様。それでもお構いなしに遊んでいる2人。 あいたたた・・・

当然予想どおりに雷ドカーン!!落下物から女の子をかばった女は瀕死の意識不明に!!

障害を持った女の子の方はなんと言葉をしゃべり始めます!!しかもどうも様子がおかしい!!

こ・・・これは・・・これがミステリーなのか?!?え~~??どういうこと?!?!

女の子が言います・・・『私・・・真理子です・・』



はあ???



そうなんです。いまどき、いまさら、この期に及んで人格入れ替わり物だったんですね。この映画。

おいおいおいおいおいおい・・・・そりゃないよ。。。一気に興ざめ。

始めはそんな一大事を真理子と啓輔は2人だけの秘密にします。なんでやねん!!

結局回りのみんなはてんやわんや状態なのに2人は施設の外の美しい風景の丘なんかでのんびり散歩なんか始めます。さらには真理子の告白!!キターーー!!!

おまえさぁ・・・高校生の時からどうみても10年は経ってんだろ??いくら憧れていたとはいえ2,3日前に会ったばかりでもうフォーリンラブかい!!んも~なんてうそ臭いんでしょう!!

そもそもなぜ吉岡秀隆なのかさっぱりわかりません。



長く伸ばした前髪が気持ち悪くてしょうがなかったという印象しか残らない彼がどうしてピアニストに見えるのでしょうか??

キャスティングが失敗でしょう。もう少しピアニストの持つ繊細さと華やかさを兼ね備えた男優を見つけてきていればここまでへんちくりんな映画にはならなかったかもしれません。

劇中で弾いているのはいつもベートヴェンのピアノソナタ月光の第2楽章です。

これって有名な曲なんだけど指の動きはそれほど技術がいらない曲なのでなんとか代役なしで本人が猛練習して弾けるようになったんでしょうね。後で調べたらやはり本人が弾いているそうです。

けどさ・・もう指の置き方が・・・・・・



ど素人。



全くわかってないですね。

ピアノを猛練習して撮影に臨んだと得意げにパンフなんかに書いてありますが、それがいったいどれほど作品に害をなすか全くわかってない。本人もスタッフ関係者もぜーんぜんわかってない。

付け焼刃のテクニックなんかなまじ見せられると逆にピアニストに見えないわけよ。

この場合しっかりと代役に著名なピアニストをたてて、あとは編集作業の腕の見せ所。いかに吉岡が弾いているように見せるかに全力をそそぐ。見ているほうはどうせ本当に弾いてないということは当然わかります。

でも演じるということはそういうこと。

医者じゃなくても医者の役をやる。弁護士じゃなくても弁護士を演じる。見ているほうは本当は医者でも弁護士でもないことはわかっていてその作られた仮想世界の話に引き込まれていくわけです。

これが映画です。

冒頭吉岡が出てきた瞬間から全くピアニストに見えない時点でこの作品は映画としての根本をなしていないわけです。



だから最後まで作品自体がウソっぽい。さらにはチープに見えるんです。



そこに愛だの恋だの奇跡だのといくら上塗りしても見ているほうには伝わらないわけです。
表情のバリエーションが3つしかない吉岡秀隆と底の浅い演技の石田ゆり子。

この2人を主役に起用した時点でこの映画の位置ずけは決まったようなもんです。



それにくらべ脳死の妻が目覚めるときの西田敏行の表情で見せる演技力
。。。

この1分ぐらいのシーンのほうが残りの1時間52分より全然印象に残ります。



手抜き映画。そんな感想です。

| 邦画(や行) | 03:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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